銀器を飾ろう

シルバーオリーブの実がなる頃
冬の足音が聴こえてくる今日この頃。

気が付けば、クリスマスまであと2ヵ月をきり、冬に向けて銀器を磨き込んでおります。

 

日頃からまめに磨いていれば良いのですが、いつも真っ黒くなってから磨くという、繰り返し…
いざ磨き終えての達成感
銀器の美しさを取り戻した姿には気持ちが良いですね。
ですが、個数が多いと大変です💧

銀は長い間放置しておくと、空気中の硫黄分と反応して変色します。

銀器を常に光り輝く状態に保つには、常に手入れをして磨いておかなければなりません。

 

イギリスは、ヨーロッパ1の銀の国です。
ですが、銀器は一般国民が持てる物ではなく、貴族・教会で使われる高価な物とされ、
英国銀器はもともとそんな人々の暮らしの中で培われた文化で、
銀器の文化は貴族が育てた文化と言っても過言ではありません。

 

また、王位継承者に対する毒殺の歴史もあり
毒を混入された場合に、化学反応による異変を 察知出来るため暗殺防止に銀食器を使用していたようです。

銀器は圧倒的な富の蓄積がなければ、銀器の文化は育ちません…

常に光り輝く状態を保つ事は手入れを怠らない、忠実な家臣がいるということです。夢の様なお話…

 

そこから生まれる本当の贅沢と洗練
これらの要素が背景にあって初めて豊かな銀器文化が誕生したのでしょう。

18世紀中ごろから、19世紀初頭にかけては
産業革命にて富をえた実業家が貴族の生活スタイルを憧れてまねて、こぞって銀器を手に入れるのです。

 

そこから生まれた、新しい英国銀器のスタイルが始まり
シルバープレート(銀メッキ)の技術が革新的に進化したことで ぐっと銀器が身近になって行くのです…

そんな歴史を踏まえると アンティークに欠かせない銀器…
銀器は一年中つかいますが クリスマスコーディネートには1番銀器が華やかに演出してくれます。

 

スターリングシルバー(純銀)ティーサービス

 

シルバープレートペアキャンドルスタンド

 

スターリングシルバー(純銀)コンポートスタンド

 

シルバープレートトレー

 

時を経てもその当時の輝きを楽しめる魅力的な銀器…
ぜひ、クリスマスコーディネートに取り入れてはいかがでしょうか。

さあ、銀器を磨くとしますか!

 

 

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